ドロノキ つづき

2017/10/16

tomozouです。
ドロノキのつづきです。製材所に持って行った丸太が製材されて戻ってきました。今日は朝からこの材木を薄く削っていきます。
幅一寸二分(36mm位)長さ7尺(210cm位)を3000枚
幅一寸二分(36mm位)長さ5尺(150cm位)を6000枚
削ります。カンナで薄く薄く削ります。
厚いと踊った時タテガミがバサバサと音がしてしまいます。ここ山谷の獅子は踊ってもタテガミの擦れる音がサワサワといい感じです。
気になったので削った厚さを計ったら0.03mm前後でした。これを9000枚ひたすら真剣に削ります。といっても悲壮感はなく皆楽しく和気あいあいとやってます。
そして今週の土曜日(8月26日)は獅子にこのタテガミを付けて踊ります。

ここで削ります。左手前に昨日のドロノキが製材されてます。

こんな感じで1枚1枚削っていきます。薄さがわかりますか?この削ってる材木は厚さ7cm位ですが、これで2500枚削ることができます。

削っているのは地元の大工さんです。これは大工さんが持っていたノミですが、こんなにチビルまで道具を大切に使ってます。絶対にいい仕事している大工さんです。

削り終わったタテガミです。50枚ずつ束にして乾かしてます。
朝8時ころから準備して夕方5時過ぎに終わりました。

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