発足経緯 

町民主体のまちづくりへ


遠野市は将来住む地域を市民自らの意志と力で作り上げることができるよう、町単位で地域づくりの計画を作ることから始め、その計画に基づいた活動を行うことを町民に向けて提案しました。私たちのまちづくり実践ワークショップは、この提案をきっかけに始まりました。

活動の第1歩では、町内を歩きながら小友の魅力を探すまちづくり実践ワークショップ「小友さんぽ」を行いました。このワークショップで小友には、普段はあまり気づいていないけれど、多くのかけがえのない宝があるという事を町民で認識しあい、改めて自分たちの町をどのように次世代に伝えていくかを考えるきっかけになりました。

2回目のワークショップ「小友みがき」では、発見した小友の魅力や誇れるもの、つまり小友の宝をもっといいものにするためにどうしたらいいのかを話し合いました。ワークショップ内では地域の宝をどのように生かしていくかを考えるとともに、地域の課題や問題点等をどのように解決していくのかを町民で話し合いました。

3回目から6回目のワークショップ「小友がたり」では、これからの小友をどんなまちにしていきたいかを話し合いました。そして、これまでのワークショップで話し合ったものを小友町地域づくり計画書としてまとめ、計画書に基づいて活動を始めました。社会教育(こども・歴史)、生活・福祉・健康づくり、産業、観光・交流、まつりの5つの活動班によって構成され、分野毎に分かれてそれぞれ活動を始めました。

7回目以降のまちづくり実践ワークショップ「小友づくり」からは、各班の活動の進捗状況の共有や活動スケジュールの確認等の話し合いを行っています。

2017年10月から、実行委員会の名称を「まちづくり実践ワークショップ」から「お不動みのたけ倶楽部~小友にどっぷり~」と変更し、活動を継続しています。

私たち観光・交流班では、小友町内外の方々に小友町の魅力的な情報を発信、また発信するだけでなく町外在住の小友町出身者の方々と交流することを目的として平成29年10月30日にこのホームページを開設しました。

なお、現在に至るまでの活動には岩手大学農学部広田純一教授をはじめ、いわて地域づくり支援センターの若菜事務局長、遠野市小友地区センター等の協力をいただいています。