本来なら1月15日の小正月に飾るであろうみずき団子。
ここでは2月に開催される「小友町裸参り」に合わせ地区センターに飾られる。
2月16日小友中央振興会、裸参り保存会、子供会が中心となり朝からせっせと作業に励んだ。みんな慣れているのか、あっと言う間にセンターの正面玄関にそれはそれは見事なみずき団子飾りが完成した。
私は他地区でありながら「勉強させてください!」などと大きなことを言って孫と一緒に参加させてもらったが、ほぼ遊びに近く何の役にもたたないまま終了してしまったのである。挙句の果て一緒に行った孫はみずきに飾る団子を食しているではないかっ!!!
このばあちゃんにしてこの孫あり!と言う感じである。
小さいころは年末から餅つき、小正月はみずき団子つくり、3月はひなまんじゅうつくりと家族総出でやることが多かった。仕事に追われあかぎれだらけのばあちゃんや、母ちゃんの手から何個も出来上がる団子やまんじゅうに、一緒にできた時間がとても幸せな時間だったなと今になり感じている。
参加していた子供たちの笑顔が最高だった。いつかはこの町を飛び立つであろう子供たちがこの日の情景を思い出して「みずき団子つくりてーな」「小友にちょっと帰りて~な」という場所であり続けたいと思った。
みずきには四季を表した色の団子のほかにおんでやサロンのメンバーが作成したつるし雛や、児童館の子供たちが作成した折り紙などが飾られ一層華やかさをましていた。
五穀豊穣や子供の健やかな成長を願う行事のようだが、みんなと一緒に由来なんかも勉強できたらいいのになぁ~と思った。
毎年の事とは言え関係者のみなさんお疲れ様でした。
いよいよあしたは裸参り!ぎりっと冷えた空気の中神妙な面持ちで歩く参加者に敬意を表したい。
今年も小友のみんなが健康で実り多き年になりますようにっ!!!