小友町収穫祭2017、無事に終わりました。

2017/11/30

こんにちは。観光・交流班の陽佑です。小友で米農家をしています。

11月26日の日曜日、小友町の「収穫祭2017」が開催されました。町内の方々を中心に、遠野市内の方々、岩手県内の方々、岩手大学の学生にお越し頂き、総勢75名の参加となりました。お越し頂いた皆さま、ありがとうございました。また、7月から準備をしてきたスタッフの皆さま、お疲れさまでした。

いつも好評のピザ、生地も手づくりで、当日は生地をのばして、焼いての繰り返しです。

収穫祭は12時からでしたが、予告なしで11時にお越し頂き(笑)、持参したくるみで「くるみダレ」を仕込んで下さいました。子供たちも、「何作ってんの!?」と興味深々でした。

会場の外で、いつも寒い中大変ですが、今年も鉄板焼き&ピザ焼きをしました。焼く方は、もうプロです(笑)。

「はれ」の日には、お餅を食べます。じっちゃん、ばっちゃんの技を学びつつ、美味しいお餅を頂きました。つきたてのお餅は美味しいです。

当日の様子。今年は体育館で開催したので、例年通りの人数でも、会場が広かったので少なく感じたようです。来年以降の課題にします。

町内には、もともと「庭払い」という伝統行事があったようです。秋の収穫作業と、あと片付けが終わったころ、収穫したお米や野菜などを持ち寄って食べ、お酒を飲み、神楽に踊ってもらう。少し前までは、こんなことを集落ごとにやっていたそうです。今でも庭払いをしている集落があるそうですが、準備が大変なので、温泉に行ったりすることが多いそうです。

そんな中、町内の若手で集まり、2年前から収穫祭を開催してきました。

1年目の目標は、若手から年配の方々へ、これまで小友を守ってきて頂きありがとうございますという感謝の気持ちを伝えること。

2年目の目標は、もともとあった庭払いという行事を学び、生かすこと。

今年の目標は、これまでの2年間の目標に加えて、外の方にも小友を知って頂く機会にすること、でした。

チラシに当日のメニューが載っていますが、どのメニューにも小友でとれた野菜やお米を使いました。小友の方々が、いつも食べていないようなものは何だろうと思って考えたメニュー、町外の方々にとって、小友の名物になるかなと想像しながら考えたメニューでした。

来年以降も、小友の方々には、自然や一緒に暮らす人たちへの感謝、町外の方々には小友ならではの食の豊かさ、地元で支え合いながら生きている人たちのつながりを感じられるような機会にできたらなと思っています。みんなでコツコツ作りあげていきたいです。

お越し頂いた皆さま、7月から何度も打ち合わせを重ねたスタッフの皆さま、ありがとうございました。

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