干し柿のビフォーアフター。

2020/12/04

こんにちは。観光・交流班の陽佑です。

雪国の遠野小友では、冬になる前に大根、大根の葉っぱ、干しもち、柿を干す習慣があります。干しもちはだいぶ少なくなってきたかもしれませんが、大根は干して「たくわん」に、柿は干して「干し柿」にします。大根の葉っぱは、「干し葉(ぱ)汁(じる)」というお味噌汁になります。ちなみに、じいちゃんばあちゃん世代の発音では、

「干す葉(ぱ)汁(ずる)」

となります(笑)。

今年は、柿を頂いたり買ったりと、干し柿をたくさん作ることができました。たくさんと言っても100個程度なので、町内の皆さまと比較すると、少ない量です。

干し柿の作り方は、とってもシンプルです。

① 柿の皮、むきます。

② 柿、干します。

③ よい感じになったら、食べます。

以上です。

ポイントかなと思っていることは、T字の枝をつけて収穫することです。そうすると、枝に紐をつけて干すことができます。えらそうに言っていますが、ほとんど頂いたので、頂いた方がそうしてくれておりました。ありがとうございました。

ちなみに、この辺りでは甘柿は作ることができなく、渋柿のみです。渋柿のシブが残っている柿を食べたことがない方も多いかと思います。シブが抜けたと思って食べたけど、全然抜けきれていない柿のシブさといったら、ただものではありません。

だいぶ干されてきた柿たち。どのタイミングで食べればよいか、分かりません。シブいの嫌なので、どなたかお教え頂けると嬉しいです。

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