小友町裸参りが開催されました!
2018/03/01
はじめまして、おまつり班の里紗です。
おまつり、郷土芸能の案内や、活動を通して感じたこと・考えたことを更新していきます。
これからよろしくお願いします!
先週の土曜日に小友町裸参りが開催されました。
裸参りは、小友町に360年以上続いている伝統ある行事です。
小友地区センターで厄祓い・祈祷をした後に厳龍神社でお参りをし、厳龍神社から小友町のメインストリート(通称:小友銀座)の先にある大般若供養塔までを3往復します。(どのくらいの距離を歩いているのか調べてみると片道約300mでした。3往復で2km弱もあるんですね。)
毎年2月の最終土曜日に開催され、遠野市では小友町唯一の行事ということで、厄落としと、家内安全・五穀豊穣・学業成績等の祈願に町内外からたくさんの方が参列されます。
今年は約50人の方が参列され、沿道には、その家族の方や地元の方・観光客の方で賑わっていました。
今回、おまつり班では、岩手大学の「地域の祭りを盛り上げ隊」とその有志の方の協力をいただいて、沿道の方に甘酒のお振る舞いと、「小友ファンクラブ」FacebookのLIVE動画を撮影しました。
この甘酒は、裸参り実行委員会さん(=2区の町民の皆さん)が毎年準備をしてくれているものです。おまつり班と地域の盛り上げ隊は、昨年からお振る舞いのお手伝いをさせていただいています。
大鍋で6つ甘酒を用意し、ひと鍋ひと鍋、お湯で溶いたり砂糖で味付けをしていったのですが、濃いめが好きな私は、ついつい濃く作ってしまい...保存会の方から「濃いよ〜!」と御指摘が。その後、無事に保存会の方に調整していただきました。
たくさんの方が甘酒を飲みに来てくださって、地元の方とは近況を報告しあったり、初めての方にはお参りの流れを説明したりと、おまつり班のメンバーも和気あいあいと楽しい時間を過ごせました。
厳粛な雰囲気の中で執り行われる行事ですが、沿道の賑わいもあって、どこか暖かさを感じる部分があります。
参列の後には、直会(なおらい)があり、保存会の方が作った豚汁や、焼きおにぎり、お煮しめなどをいただきました。写真を撮り忘れてしまいましたが、とても豪華で美味しかったです!
2時間弱の会でしたが、参列された方の紹介や、感想発表などもあって盛り上がりました。
今回、お手伝いを通して、保存会の方の勢いと熱意を感じたり、参列された方の感想を直に聞けたりと、とても貴重な経験をさせていただきました。
保存会のみなさま、地域の祭りを盛り上げ隊のみなさま、そして沿道に駆けつけていただいたみなさま、改めましてありがとうございました。
おまつり班で出来ることを模索しながら、今後も継続してお手伝いをさせていただきたいと思います。
長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。